病理診断科/検査科病理検査部門

概要

川口市立医療センター検査科:病理検査部門は2019年10月17日にISO15189を取得しました。
ISO15189とは、臨床検査室の品質と能力に関する要求事項を提供するものとして国際標準化機構(ISO)が定めた臨床検査に特化した国際規格です。
認定の取得により、国際的に認められたしくみにもとづき運営され、 検査結果に対する信頼性が向上します。
これからも迅速かつ正確な結果報告に努め、安全で質の高い医療を提供します。

細胞診断

体から採取した液状物(胸水、腹水、尿など)や針を刺して採取した微量な検体をガラスに塗り、細胞単位で観察できるようにしたもので診断を行います。この検査は組織検査に比べて、採取が簡便であるため、スクリーニング(病変があるかどうかふるい分けること)や経過観察の時に非常に役立ちます。結果報告までは1~3日程度です。

組織診断

手術や生検によって体から採取された組織を肉眼的に観察した後、顕微鏡で観察できるように標本を作製し、その標本をもって診断を行います。病変の良性/悪性の鑑別、良性/悪性いずれもより具体的組織診断名、病変の広がり、術前療法(化学療法、放射線療法、ホルモン療法など)の効果の判定などです。結果が出るまでは受付してから最短で2日~最長5日程度です。ただし特殊染色などを施す場合はこれの限りではなく、さらに日数がかかります。

また術中迅速診断といって、手術中に病変の良性/悪性の鑑別、病変がとりきれているかどうか、リンパ節に転移があるかどうかを15分程度で判断するものです。

病理解剖(剖検)

入院して不幸にしてなくなられた場合、病理解剖をお願いすることがあります。これは診断と実際が本当に一致していたか確認するためや、治療の効果、死亡原因が不明の際の死因確定などを行うものです。

スタッフ紹介

名前 役職名等 専門医等
坂田一美(検査科出向) 部長 日本病理学会病理専門医、日本臨床検査医学会臨床検査管理医
生沼利倫 部長 日本病理学会病理専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医
山本雅博 日本病理学会病理専門医、日本臨床検査医学会臨床検査管理医
川口市立医療センター 〒333-0833 川口市西新井宿180