診療受付
午前8301100分

休診日
日曜日 / 祝日 / 第2,第4土曜日 / 年末年始

TEL
048-287-2525

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心臓血管外科

心臓血管外科

外来担当

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
午前
午後北中北中

スタッフ紹介

北中 陽介

心臓血管外科部長

卒業大学聖マリアンナ医科大学(平成5年卒)
専門分野心臓血管外科全般
低侵襲心臓手術(MICS)
認定医/資格など日本心臓血管外科学会専門医
日本外科学会専門医
日本経カテーテル心臓弁治療学会認定TAVI施行医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医
臨床研修指導医
日本胸部外科学会認定医
医師からのメッセージ

氏名職名卒業大学専門分野資格認定
有本 宗仁心臓血管外科医長日本大学
(平成23年卒)
成人心臓血管外科/心臓リハビリテーション日本外科学会外科専門医
臨床研修指導医
心臓リハビリテーション指導士
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術実施医

概要

当科は、平成29年度に川口市の地域医療発展を目的として心臓外科として開設されました。
対象疾患としては、虚血性心疾患、弁膜症疾患、大血管疾患を主にみております。また、本年4月より心臓外科と血管外科を統一し、心臓血管外科として標榜科が変更となりました。これまで行ってきた心臓病や大血管疾患に加えて末梢血管疾患にも注力してまいります。年齢、合併疾患、ライフスタイルなどに合わせて最も安全で有益な手術法をハートチーム(心臓血管外科医、循環器科医、麻酔科医)で相談して決定します。そして看護師、臨床工学技師、臨床検査技師、放射線技師、薬剤師、栄養士、理学療法士、社会福祉士など多くのパラメディカルスタッフとともに患者さんの一日も早い回復と社会復帰を目指し治療にあたります。
高齢化社会のなか、併存疾患をお持ちの患者さんが増加しています。地域の皆様の要望に合わせ、様々な診療科とも連携し治療にあたります。どのような治療法があるのか、どのような手術を行いどのような術後経過が予想されるか、患者さんとそのご家族に丁寧に説明します。
当科は日本大学医学部心臓血管外科の関連施設であり、大学病院や近隣の病院、診療所とも緊密な連携をとり、最新の知識と技術を持ったチーム医療で、心臓血管疾患に対する外科治療を提供します。
市立の医療機関として、地域の先生方との連携を仰ぎながらできる限りの対応をさせていただきますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

取り扱っている主な疾患
虚血性心疾患/弁膜症疾患/大動脈瘤/心臓腫瘍/不整脈手術/先天性心疾患/閉塞性動脈硬化症/下肢静脈瘤

対応症例等

虚血性心疾患

心臓の筋肉に酸素を供給する冠動脈に狭窄や閉塞をきたすと、狭心症や心筋梗塞を発症します。労作時に胸部圧迫感や胸痛を自覚するようになります。不可逆性になると心筋梗塞になります。糖尿病をお持ちの患者さんは胸痛が出ないこともあります。また心臓の筋肉が酸素不足におちいり、十分に機能しなくなり心不全を発症するようになります。薬物療法や経皮的冠動脈形成術での治療が困難な場合は冠状動脈バイパス手術を行います。当科ではオフポンプ冠動脈バイパス術(人工心肺装置を使用せずに心拍動下に行う冠動脈バイパス手術)を積極的に行っています。心筋梗塞の合併症として、心筋が壊死し、心臓の壁が破れてしまうことがあります(心臓破裂、心室中隔穿孔)。また慢性期には心臓の壁が瘤状になることがあります(心室瘤)。このような場合にも外科治療を行います。

弁膜症疾患

心臓にある4つの部屋の出口には逆流を防ぐための弁があります。リウマチ熱の後遺症や、変性、感染などが原因で弁の狭窄や閉鎖不全が起こることがあります。初期には自覚症状はありませんが、進行すると動悸や呼吸困難などの心不全症状が出現するようになります。外科治療として、弁形成術(自己弁温存手術)や人工弁置換術を行います。当科では弁形成術を第一選択とし、弁置換術の場合は65歳以上の患者さんには抗凝固療法が不要になる生体弁をお勧めしています。また、小開胸で行うMICS(低侵襲心臓手術)も症例に応じて取り入れています。大動脈弁置換術においては、通常の手術ではハイリスクと予想される方には、カテーテル治療の選択肢もあり患者さんに提示します。

大動脈瘤

血管がこぶのように拡大してきたものを動脈瘤といいます。ほとんどは自覚症状がありませんが、50㎜を超えると破裂の確率が高くなり突然死につながります。手術は破裂予防のために動脈瘤を人工血管に取り替えます。胸部大動脈瘤では人工心肺装置を用い、腹部大動脈瘤では単純遮断で手術を行います。適応症例では、ステントグラフト内挿術を行います。低侵襲で、高齢者や合併症の多い患者さんに適した治療法です。

心臓腫瘍

心臓内に腫瘍ができることがあります。多くは良性ですが、塞栓症の可能性があるため、これを摘出する手術を行います。

不整脈手術

弁膜症の患者さんは病期が長くなると発作性心房細動や慢性心房細動という不整脈を合併することがあります。心臓内に血栓ができて、脳梗塞や急性動脈閉塞の原因になります。弁膜症の手術の際に同時に心房細動を停止させる手術(MAZE手術)や、血栓ができやすい部位(左心耳)を切除する手術を行います。

先天性心疾患

主に成人先天性心疾患に対応します。また、新生児期の動脈管開存症においては新生児科医、小児科医と連携し、必要に応じ手術治療を行います。

閉塞性動脈硬化症

下肢の血管が動脈硬化により狭窄や閉塞することで発症します。歩行時下肢の疼痛、冷感、足先の皮膚や爪の蒼白、紫色変化などの症状が現れます。循環器科医と連携し、薬物療法や経皮的血管形成術での治療が困難な場合、バイパス手術を行います。

 下肢静脈瘤

静脈の怒張と蛇行が現れ、下肢の倦怠感を訴え、進行すると色素沈着や皮膚潰瘍を形成します。弾性ストッキングを着用し、必要があれば硬化療法や静脈抜去術を行います。近年では下肢静脈瘤焼灼術の普及により低侵襲で手術が施行できるようになりました。

診療実績

心臓外科手術 症例数(重複あり)

2018年2019年2020年
虚血性心疾患
Off Pump CABG6例3例7例
CABG(on pump)6例1例7例
弁膜症
大動脈弁置換術4例6例13例
僧帽弁置換術2例0例4例
僧帽弁形成術0例2例9例
三尖弁置換術0例1例0例
三尖弁形成術3例2例14例
大動脈弁および僧帽弁の二弁置換術1例1例2例
大血管
大動脈基部置換術0例2例0例
上行弓部大動脈置換術1例0例0例
下行大動脈置換術0例0例1例
腹部大動脈瘤0例0例3例
その他
メイズ手術 不整脈手術1例0例2例
心臓腫瘍摘出術0例2例2例
未熟児PDA0例0例3例
ペースメーカー移植0例0例1例
末梢血管0例0例39例
 

医師からのメッセージ

急速に進む高齢化社会により益々重症化する患者さんに対し、我々も手術の低侵襲化やデバイスの改良は勿論のこと、コメディカルを含めた手術成績の向上を目指し努力して参ります。

救急疾患に対して当科で対応が出来ない場合にも、日本大学医学部付属病院心臓血管外科や近隣施設との連携によりタイムラグを最小限にするよう努力しています。

心臓や血管のことなら何でもお気軽にご相談ください。

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