診療受付
午前8301100分

休診日
日曜日 / 祝日 / 第2,第4土曜日 / 年末年始

TEL
048-287-2525

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乳腺外科

乳腺外科

外来担当

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
午前谷村(非常勤)中野鈴木(非常勤)
午後なし

スタッフ紹介

中野 聡子

乳腺外科部長

卒業大学琉球大学(平成元年卒)
専門分野乳腺外科
認定医/資格など日本外科学会外科専門医・指導医
日本乳癌学会乳腺専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
マンモグラフィ読影試験成績認定証評価A
医師からのメッセージ

概要

当科は、乳がんの診断と治療、他の悪性乳房腫瘍、良性乳腺疾患の診断と治療を行っています。乳腺外科の受診は、予約のあるかた、または紹介状(診療情報提供書)をお持ちのかたのみとなりますので、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。速やかに診断・治療が行えるように鋭意努力をしております。手術までの期間は、おおよそ1ヶ月前後となっております。状況が変わる場合には、ホームページ上で更新をしていきます。
乳がんで苦しむかたをなくすよう願いを込めて、当院オリジナルのピンクリボンバッジを作りました。病院一丸となって取り組んでいきたいと思います。

ピンクリボン通信 

乳がんについて皆様が知りたいことを、テーマを決めて「ピンクリボン通信」でお伝えします。

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対応症例等

がんの診断と治療方針;サブタイプ

乳がんは、テレビなどのメディアで取り上げられる機会も多く、注目度の高い病気です。しかし、早期に発見すれば大半が治る病気でもあるのです。しこり、乳房の引きつれ、乳頭からの分泌物などの、自分でわかる症状以外に、マンモグラフィでの石灰化、エコーで見える小さなしこりがあった場合には、精密検査が必要です。当院では、マンモグラフィ、エコーを行い、異常があった場合には、MRIなどの画像検査や細胞診、組織診などの精密検査を行っています。確定診断のためのマンモトーム生検を現在までに約3,000例に行っており、正確な診断につながっています。乳がんと診断された場合には、サブタイプと言われるがんの性格判断を行い、進行度と合わせて手術、ホルモン療法、化学療法、分子標的治療薬、放射線治療などの治療プランを立てています。手術を行う際にはMRI等を用いて乳房内のがんの広がりについて綿密に検査を行い、手術の方法を決定します。手術には温存手術、乳房切除術がありますが、現在は約60%の方が乳房温存手術を受けています。乳房切除術の場合は形成外科と協力し、主に異時再建、症例によっては同時再建も行っています。
また、以前は腋の下のリンパ節もすべてとる方法(郭清)が行われていましたが、現在は転移が明らかでない場合には、放射性物質と色素を用いたセンチネルリンパ節生検を行い、腋窩リンパ節郭清の必要性を判断しています。術中迅速病理検査でリンパ節が転移陰性と診断された場合、また転移が認められた場合も少数個と判断されれば、腋窩リンパ節の郭清は省略しています。全身治療には、ホルモン療法、化学療法、分子標的治療薬がありますが、がんのサブタイプによっては、手術前に化学療法を行うこともあります。温存手術が困難な大きさの場合にも、術前に治療を行うことにより腫瘤の縮小が得られれば、温存手術が可能になる場合もあります。ルミナルタイプというホルモンに効くタイプのがんに対して、化学療法の効果予測を目的に、希望に応じて、Oncotype DXというがん組織の遺伝子検査も可能です。

チーム医療

当院は、地域がん診療連携拠点病院であり、がん治療に関しては、外科医のみならず腫瘍内科(化学療法科)、放射線科、病理診断科、形成外科、精神腫瘍科、認定看護師(化学療法、緩和ケア)、リハビリテーション科、そしてソーシャルワーカー等多職種共同で治療にあたっています。がんと診断された時点から、身体的および精神的な苦痛に対するサポートが提供できるよう緩和ケア外来も行い、がん相談を行うとともに臨床心理士による心理相談にも応じています。

最近の話題

高濃度乳房

マンモグラフィでは乳腺は白く、脂肪は黒くうつります。乳房の構成で乳腺が多い場合を高濃度乳房と言います。高濃度乳房は病気ではありませんが、しこりが隠れてしまう可能性が高くなることを意味しており、厚生労働省ではそれを一律に受診者に通知するのは時期尚早と言っています。マンモグラフィ受診者が、ご自身の乳房の状態を知るという点では、患者さんに通知する方向になっていくと思われます。しかしながら、乳房構成の判断は医師によって異なることもあり、機械判定が有用になると思われます。昨年より乳腺領域の乳腺量測定機能ソフトを導入し、現在医師判定との一致率などの評価を行なっております。また、マンモグラフィは痛いと敬遠されがちですが、圧迫時の痛み軽減を目的とした、乳房の圧迫を自動減圧制御するComfort Comp; 通称 なごむねを導入いたしました。

分子標的治療薬

ここ数年で複数の分子標的治療薬が認可されました。
(1)Her2タイプに対する抗Her2療法としては4剤が使用できることとなり、術前治療でも使用できるようになりました。
(2)ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌でもホルモン剤と併用する分子標的治療薬が3剤使用可能となりました。ホルモン治療に抵抗性を示す患者さんの新たな治療戦略として期待が持てると思います。
(3)乳癌になる方の5%〜10%が遺伝的要因があると言われていますが、多くはBRCA1あるいは2という遺伝子の変異が原因とされています。手術不能または再発、HER2陰性で、化学療法歴がある場合、遺伝子変異の有無を調べることができるようになり、遺伝子変異が確認されれば、新たな分子標的治療薬が使えることになりました。

乳腺外科からのお知らせ

初診のかた

→予約がない場合、診療できません。

検診結果だけをお持ちのかた

医療機関からの紹介状が必要です。

紹介状をお持ちのかた

事前に、病診連携部門で外来受診を予約してください。

紹介状と紹介診療予約票をお持ちのかた

事前に、病診連携部門で外来受診を予約してください。

当院で経過観察・治療中のかた

→予約または予約変更がない場合、診療できません。

予約変更

外科外来窓口または電話でご連絡ください。

近医への紹介

投薬のみ、あるいは症状の落ち着いているかたは、お近くのクリニック等を紹介する場合があります。

予約受付日等

  • 受付日時:土曜日を除く開院日の午後1時から午後4時まで
    電話番号:048-287-2525(代表)
    ※電話交換手に外科外来または病診連携部門をご指定ください。

非常勤医増員に伴い、外来担当医が変更になる場合があります。
何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
乳腺外科部長 中野聡子

診療実績

(単位:件)

Kコード平成30年度令和元年度令和2年度平均在院日数(日)
入院件数
1451441378.1
入院手術件数
7886808.4
外来手術件数
114107111
主な手術名と件数
乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術) (腋窩部郭清を伴わない)K47632941378.6
乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術) (腋窩部郭清を伴わない)K47622919186.8
乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術) (腋窩部郭清を伴うもの、胸筋切除を伴施しない)K476511151611.1
再建 異時 組織拡張器による再建手術K0221002
再建 異時 動脈(皮)・筋(皮)弁を用いた乳房再建術K476-31010
 

医師からのメッセージ

乳がん検診で要精査になった方が、安心できるような検査と結果のご説明をします。また、今後の乳がん検診の受け方についてもわかりやすくアドバイスするよう心がけています。

乳癌の治療は、年々変化しています。乳癌のサブタイプに加え、遺伝的な観点からの治療も可能となってきました。治療の選択肢についてお話しし、患者さんと一緒にベストな治療を考えていきたいと思っています。

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