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診療受付
午前8301100分

休診日
日曜日 / 祝日 / 第2,第4土曜日 / 年末年始

TEL
048-287-2525

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腎臓内科

腎臓内科

外来担当

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
午前横手石川佐々木
午後

スタッフ紹介

横手 伸也

腎臓内科部長

卒業大学
専門分野腎臓/透析
認定医/資格など日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析学会透析専門医
医師からのメッセージ

氏名役職卒業大学専門分野資格認定
本多 佑腎臓内科医長新潟大学
(平成23年卒)
腹膜透析/血液透析/シャント治療/腎臓日本腎臓学会腎臓専門医
日本内科学会認定内科医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
日本腹膜透析医学会連携認定医
中島 大輔腎臓内科医師東京慈恵会医科大学
(平成26年卒)
腎臓日本内科学会認定内科医

概要

2002年に慢性腎臓病(CKD)の疾患概念が提唱されましたが、これには学校検診等で発見される蛋白尿から透析導入期までが含まれます。2012年6月の『CKD診療ガイド2012』では、CKDの病期は5つのステージと蛋白尿の有無により分類され、ステージが進むごとに腎代替療法が必要になり、疫学調査ではCKDを持つと脳卒中や心筋梗塞の併発が多いことも分かり早期からの治療介入が推奨されています。これまで「腎臓を悪くすると、回復させることはできず徐々に悪化するのみ」と考えられていましたが、現在では治療が可能な疾患へと変わりつつあります。より早期に発見し、より早期に治療することにより腎臓病そのものを治癒できるのみならず、適切な治療を行うことにより腎不全の進行を遅らせ、透析療法の開始を先延ばしすることが可能になってきました。
当科では、腎疾患一般(早期腎炎から慢性腎臓病、末期腎不全・透析導入に至るまでの総合的治療・管理)に関する外来および入院診療を行っています。腎炎が疑われる患者さんでは腎生検を行い、腎病理所見により治療方針を決定します。保存期腎不全患者さんでは薬物療法・食事療法により進行を抑制し透析療法の開始を先延ばしにすることを目指します。また、腎不全が進行すると腎代替療法が必要となりますが、当院では血液透析と腹膜透析を実施していますので、患者さんのライフスタイル等を考慮したうえでの治療法の選択を行い、透析の準備から導入までを行っています。

対応症例等

腎炎症候群(IgA腎症などの糸球体腎炎など)、ネフローゼ症候群、急性腎障害、糖尿病性腎症、膠原病に伴う腎炎、全身性血管炎(ANCA関連血管炎)、慢性腎不全、末期腎不全、二次性高血圧、多発性嚢胞腎に対するトルバプタム治療、各種電解質異常を伴う疾患などの治療を行っています。

蛋白尿、血尿

健康診断で蛋白尿や血尿を指摘された場合、腎生検等を行い最適な治療を行います。

原発性糸球体腎炎

各症例の臨床所見や腎生検による腎病理組織像から、病態に即した治療方針を選択しています。

膠原病に伴う腎障害

臨床所見、血液データ、腎病理組織像に基づく、免疫抑制療法や血漿交換療法。

血液浄化

慢性腎不全に対する血液透析や腹膜透析の導入(透析ベッド数11床、年間導入数約50名)、急性腎不全に対する一時的な血液透析、血行動態が不安定な場合の持続濾過透析など。なお慢性腎不全のかたの維持血液透析は行っておりません。

その他

各種電解質異常、二次性高血圧、維持透析患者さん特有の合併症など。

診療実績

(単位:件)
令和2年度令和3年度令和4年度
入院件数294262381
主な疾患名と件数
慢性腎臓病、ステージ5152131175
急性腎不全122022
ネフローゼ症候群121618
慢性腎炎症候群9203
主な治療内容と件数
腎生検241843
血液透析137111118
腹膜透析282323
内シャント設置術985378
経皮的シャント拡張術・血栓除去術586964
 

医師からのメッセージ

当科は健康診断での検尿異常、急激な腎機能の低下(AKI)や慢性的な経過での腎機能の低下(CKD)など全ての腎疾患に対応いたします。AKI、慢性腎炎やネフローゼ症候群では腎生検を行い適切な治療を行います。CKDでは初期段階から、腎機能が低下して透析導入が必要な段階まで、幅広く診療を行い、腎代替療法が必要になったときは血液透析や腹膜透析の療法選択・導入を行っています。
当科では、かかりつけの先生との病診連携を重視しておりますので、お困りの病態等がございましたら、お気軽にご紹介いただければ幸いです。

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