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診療受付
午前8301100分

休診日
日曜日 / 祝日 / 第2,第4土曜日 / 年末年始

TEL
048-287-2525

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歯科口腔外科

歯科口腔外科

外来担当

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
午前赤城

北原
赤城
越智
北原
赤城

北原
赤城

北原
赤城

北原
午後

スタッフ紹介

原 彰

歯科口腔外科部長

卒業大学昭和大学(昭和63年卒)
専門分野口腔外科一般
認定医/資格など日本口腔外科学会口腔外科専門医
インフェクションコントロールドクター(ICD)

氏名役職卒業大学専門分野資格認定
北原 辰哉歯科口腔外科部長昭和大学
(平成14年卒)
口腔外科一般日本静脈経腸栄養学会TNTドクター
日本口腔科学会認定医
赤城 裕一歯科口腔外科医長広島大学
(平成23年卒)
口腔外科一般日本口腔外科学会認定医
日本口腔科学会認定医
日本有病者歯科医療学会専門医・認定医
インフェクションコントロールドクター(ICD)

概要

当科は、歯科口腔外科疾患の診断、治療を専門にしています。難抜歯、外傷、炎症、腫瘍、嚢胞、粘膜疾患などです。地域の医療機関にとっての歯科・口腔領域の難症例の窓口として、患者さんにとって良いと思われる医療を提供することをモットーにしています。

当科の特徴

  1. 1年間に4000人以上の新患さんを診療しています、経験が豊富です。
  2. 1年間に2500本以上の骨に埋伏した親知らず抜歯を経験しているため、迅速、確実です。
  3. 一般に入院全麻麻酔手術とされていたものも、外来局所麻酔でできるものもあります。小児の上顎埋伏過剰歯抜歯も外来局麻手術が基本です。
  4. 粘液嚢胞(下唇や舌尖部の小腫瘤)、がま腫(舌の下のふくらみ)などは、自然消失することもあります。あせらずお子さんの成長時期をみながら外来局麻手術を計画します。
  5. 顎下腺唾石は、頚部切開せずに、なるべく口腔内から唾石のみ摘出を基本とします。
  6. スタッフは常勤、非常勤とも臨床経験13年以上です。

混雑状況

  1. 混雑しており、緊急性のない外来手術予約は約2、3ヶ月以上先となることをご理解くだい。当科で扱う手術の多くは緊急性がありません。
  2. 緊急性のあるものは(腫れ、痛み、開口障害のある炎症、上顎洞穿孔、迷入、出血、外傷)即日から処置すすめます。
  3. 入院全身麻酔手術は、余裕がありそれほど先ではありません。

初診の際、お持ちいただくもの

  1. お薬手帳
  2. かかりつけ医の診察券
  3. 糖尿病手帳(HbA1cの値)
  4. 骨粗鬆症注射の手帳、予定表など

対応症例等

顎・口腔領域の二次、三次診療を行っております。難抜歯、外傷、炎症、腫瘍、嚢胞、粘膜疾患などです。一般歯科治療(齲蝕・義歯・歯周炎など)と歯科矯正は行っておりません。

難抜歯 (親知らず、埋伏過剰歯、抜歯途中など)

低浸襲、迅速、確実、安全を心がけております。滅菌済み5倍速エンジンを使用。年間約3,000本の智歯(上下合わせて)の抜歯を少ないスタッフで経験してきました。小児の上顎正中埋伏過剰歯も経験多く、どちらも基本は外来局麻手術でしております。

※親知らずの抜歯手術について

  1. 抜歯は手術です。外来手術を受けると認識されてください。
  2. 手術なら経験数、技術、緊急時の的確な対応が必要です。当科をおすすめします。
  3. 紹介状をもらっても多くは緊急性ありません。術後に痛みと腫れは必ずあります。大切なことは、術後に余裕のある日程で手術を受けることです。
  4. 初診日(予約されても初めて来院された日)には抜歯手術はしません。平日のみ。上下は同日抜歯。左右は4週以上開けての予約をおすすめします。
  5. この機会に他の親しらず抜歯も済ましてしまうことを強くおすすめします。若いほど、安全、短時間、痛みも少ないからです。
  6. 前後説明、局所麻酔、上下親知らず抜歯までふくめての30分枠内の外来局麻手術です。笑気麻酔および静脈麻酔は使用しておりません。
  7. 希望により1回の入院で全身麻酔下での抜歯手術も対応しております。ご相談ください。
  8. くりかえしますが、術後に余裕のある日程で手術日を決めることが大切です。
  9. 混雑しており、抜歯手術日は約2、3ヶ月以上先となります。

心臓病、骨粗鬆症など有病者の抜歯等口腔外科処置

主治医と連絡を取り、血液検査(PT-INR)の値により抗凝固薬(ワーファリン)の一時中断をなるべくしないで抜歯しております。抗血小板薬は基本的には中断しません。入院下にて処置をおこなうこともあります。
また、骨粗鬆症の薬、注射も中断しません。

顎骨骨折、顔面骨折、などの外傷

口腔外科のもっとも専門とするところです。歯のかみ合わせの正確な回復、骨折線上の歯の処置が必要です。手術では顔面に皮膚切開をせずに、口腔内切開で傷を残しません。顎間固定も5日間程度です。手術は370例以上経験。すべてが手術適応ではありません。手術しないで治療できるものもかなり多く手術件数以上経験してます。

顎骨の良性腫瘍、嚢胞

顎骨の良性腫瘍、嚢胞は数多く経験しております。巨大なものは顎骨離断をせず開放創または開窓療法にて顎骨を保存しております。良性疾患です。機能優先でなるべく歯を残すことを考慮します。病変と共存もあるのです。

口腔内、口唇の疾患

口唇、舌、歯肉、頬粘膜などの疾患の診断、治療。小児に多い下唇粘液嚢胞、がま腫、舌小帯強直症などは外来にて短時間で手術しております。

顎炎、歯性上顎洞炎などの歯性感染症

齲蝕、歯周病が原因で顔面、頚部、咽頭、側頭部の蜂窩織炎や副鼻腔炎がおきます。進行が早く重篤な状態になりやすいため、迅速な対応が必要です。重症例は、入院、造影CT撮影、切開排膿等即日に対応しております。年間40例ほど入院してます。首から上の炎症の原因は歯性のことが多いです。最近ではビスフォスフォネート剤による薬剤関連性顎骨壊死(MRONJ)が非常に増えております。

顎下腺唾石症や顎下型がま腫など

特に口腔内からの手術をこころがけております。従来は顎下腺ごと摘出していた症例も手術方法を工夫し口内から唾石のみ摘出手術しております。顎下型がま腫や嚢胞型リンパ管腫は薬物療法(OK-432)が第一選択としてます。

全身疾患の口腔症状の診断と治療

口腔外科の診断によって診断がつくものもあります。節外性悪性リンパ腫、貧血や白血病などの血液疾患、シェーグレン症候群、天疱瘡、他臓器よりの転移性腫瘍などがあります。

口腔粘膜疾患

白板症、扁平苔癬などいろいろあります。口内炎と思っていても舌癌、天疱瘡などの場合もあります。また、激しい痛みの口内炎には院内特殊製剤で対応しております。

口腔癌

本当に沢山の口腔癌の初期診断をさせていただきました(年間30例程度で30年)。われわれはかなり小さな初期癌まで臨床診断できると自負しております。細胞診や病理診はせず、病変にはメスを入れずに、経験豊富な埼玉県立がんセンターなどに紹介させていただいております。
口腔癌は少なく特殊です。専門施設、専門とするDr.に任せることが、患者さんにとって最良のことだからです。われわれの役目は早く見つけることです。

入院患者の口腔ケアや嚥下障害の診断など

診療実績

全身麻酔症例(1月~12月まで)(単位:件)
主な手術名と件数2021年2022年2023年
悪性腫瘍020
良性腫瘍001
顎嚢胞131313
顎骨腫瘍322
顔面骨折1075
唾液腺腫瘍320
唾石453
消炎手術000
抜歯103
その他036
合計343433
入院症例(全身麻酔含まず)(1月~12月まで)(単位:件)
主な手術名と件数2021年2022年2023年
消炎手術(MRONJ含む)27 2321
抜歯02
その他112
合計282425
外来手術件数(4月~3月まで)(単位:件)
主な手術名と件数2021年度2022年度2023年度
埋伏歯抜歯(本数)237424182533
正中過剰埋伏歯抜歯(症例数)775856
その他の抜歯(本数)158916201718
インプラントなど除去術9137
顎嚢胞摘出もしくは開窓術84134106
歯根端切除術162529
粘液貯留嚢胞摘出術393740
腫瘍切除術633454
消炎手術(MRONJ含む)156187179
骨隆起等形成術7146
小帯形成術1776
顎関節脱臼非観血整復術1299
外傷歯整復633
外傷14154
唾石摘出10146
その他181610
合計449146044766