診療受付
午前8時30分〜11時00分
休診日
日曜日 / 祝日 / 第2,第4土曜日 / 年末年始
TEL
048-287-2525
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令和6年6月1日付で川口市病院事業管理者を拝命しました國本聡です。
私は、平成29年4月から川口市立医療センター病院長に就任し、院内業務に専念して参りました。今後は、病院事業管理者として、大塚前管理者及び諸先輩の意思を継ぎ、病院長以下のスタッフと共に、当院の基本理念である「市民に信頼され、安全で質の高い医療を提供します」に基づいて更なる当院の発展に向けて努力して参ります。
当院は、市民の健康増進と福祉の向上に貢献すべく、平成6年5月の開院以来、高度急性期医療を事業の核とし、救命救急センター、地域がん診療連携拠点病院、基幹災害拠点病院、地域周産期母子医療センターなどの指定を受け、専門性の高い最新の医療により地域医療の中核を担って参りました。今年30周年を迎えることができ、ひとえに地域の医療機関の皆様の御理解と多くの患者様をご紹介いただくなどの御協力の賜であり、心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大時には、院内のクラスター対策をとりながら高度急性期医療の提供体制を維持するべく、職員が一丸となって努めて参りました。感染症法上の取扱が「5類感染症」に移行し、日常生活はコロナ以前の状況に戻りつつある中、あらためて埼玉県南部保健医療圏の基幹病院として、また、地域医療支援病院としての役割を果たしていく必要があります。高度な医療の提供につながる最新の医療機器の導入を行い、スタッフの教育に努め、病院全体の多職種連携による質の高いチーム医療体制の充実に取り組んで参ります。
今後も、持続可能な病院経営を維持し、職員一丸となって医療の質向上と経営改善に取り組んで参る所存であります。 引き続きご指導ご鞭燵の程、お願い申し上げます。
令和7年4月1より、中林幸夫前院長の後任として院長に拝命いたしました立花栄三でございます。
私は当院に平成11年から4年間内科医として着任後、大学病院循環器科での貴重な経験を積み、平成19年に当院循環器科に再着任、平成20年に循環器科・集中治療科部長、平成29年に副院長として、診療の現場と病院経営に携わって参りました。これからは院長として、当院の基本理念「市民に信頼され、安全で質の高い医療を提供します」をモットーに、統括的立場から院務に取り組んで参ります。
埼玉県南部保健医療圏(川口市・戸田市・蕨市)におきましては、少子高齢化が大きな懸念事項であり、全国的にも加速の一途を辿るため、将来的な医療需要のひっ迫は避けられない状況です。この喫緊の課題につきましては、増加が予測される入院の必要な患者様に対して、病床を最大限活用し受け入れ強化を図ること、更に周辺医療機関との機能分化・連携強化し、地域包括ケアシステムの構築に寄与することに重点を置き、地域医療に貢献することを使命と考えております。
平成30年4月には、埼玉県より地域医療支援病院の指定を受け、より一層地域の医療機関との連携を強化しながら、救急医療や専門医療を提供する体制を整えております。
その一つに「患者支援センター」の設置があり、これは患者様がスムーズに医療を受けられるよう、入退院支援、医療福祉相談、地域医療機関との連携支援をワンストップで提供する窓口として機能し、患者様の病状の変化に応じた適切な医療の提供や、退院後の生活支援、介護との連携など、患者様やご家族のご意向に寄り添ったサポートを行っています。
更に、地域の医療機関との連携を強化するための独自の取り組みとして、「救急紹介ホットライン」を設置しております。これは地域の先生方から緊急受診の依頼を地域連携担当職員が受け付ける専用窓口であり、患者様の状況に応じて該当科の医師へ直接つなぐことで、より迅速でスムーズな診療体制を整えています。
このような体制を整えることで、地域の先生方が診療の中で重症・重篤患者様を速やかに専門医療に繋げられるシステムを構築し、地域医療の質向上に寄与する所存であります。 また、働き甲斐のある魅力的な病院づくりに努めることで、すべての職員のレベルアップを図り、地域の皆様へ還元したいと考えております。今後とも当院をどうぞよろしくお願いいたします。
© 2021 Kawaguchi Municipal Medical Center