概要

細胞診断

体から採取した液状物(胸水、腹水、尿など)や針を刺して採取した微量な検体をガラスに塗り、細胞単位で観察できるようにしたもので診断を行います。この検査は組織検査に比べて、採取が簡便であるため、スクリーニング(病変があるかどうかふるい分けること)や経過観察の時に非常に役立ちます。結果報告までは1~3日程度です。

組織診断

手術や生検によって体から採取された組織を肉眼的に観察した後、顕微鏡で観察できるように標本を作製し、その標本をもって診断を行います。病変の良性/悪性の鑑別、良性/悪性いずれもより具体的組織診断名、病変の広がり、術前療法(化学療法、放射線療法、ホルモン療法など)の効果の判定などです。結果が出るまでは受付してから最短で2日~最長5日程度です。ただし特殊染色などを施す場合はこれの限りではなく、さらに日数がかかります。

また術中迅速診断といって、手術中に病変の良性/悪性の鑑別、病変がとりきれているかどうか、リンパ節に転移があるかどうかを15分程度で判断するものです。

病理解剖(剖検)

入院して不幸にしてなくなられた場合、病理解剖をお願いすることがあります。これは診断と実際が本当に一致していたか確認するためや、治療の効果、死亡原因が不明の際の死因確定などを行うものです。

スタッフ紹介

名前 役職名等 専門医等
坂田一美(臨床検査科出向) 部長 日本病理学会病理専門医、日本臨床検査医学会臨床検査管理医
生沼利倫 部長 日本病理学会病理専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医
山本雅博 日本病理学会病理専門医、日本臨床検査医学会臨床検査管理医
川口市立医療センター 〒333-0833 川口市西新井宿180