CT検査の被ばく線量

当院におけるCT検査では、医療被ばく研究情報ネットワーク(J-RIME)が提案する診断参考レベル(DRLs2015)の値より低い被ばく線量となっており、被ばく線量低減を常に心がけています。

日本の医療被ばくに対する診断参考レベルCTDIvol 単位(mGy)
診断参考レベル 当院の平均線量
頭部単純ルーチン 85 46
胸部1相 15 6.8
胸部~骨盤1相 18 14
上腹部~骨盤1相 20 9
冠動脈のみ 90 25

放射線は目に見えず音もしないので、怖いもの・危険なものと思われている方もいらっしゃると思いますが、医療被ばくは受診者様が検査によって利益を得られる前提があり、原爆や事故などの意図しない環境被ばくとは考え方が異なります。医療で用いる放射線は、身体に影響の可能性のある線量に比べ十分に低く、被ばくによる健康被害を考えるほど多いものではありません。医療被ばくを恐がるあまり、適正な検査・診断・治療を受けることができないというデメリットが生じる可能性があります。当院では医療被ばくガイドラインを参考に放射線量の適正化に取り組み、できる限り被ばくの低減に努めています。

川口市立医療センター 〒333-0833 川口市西新井宿180