診療科名 | 医師数 | 指導医数 |
---|---|---|
内科 | 26 | 9 |
循環器科 | 9 | 6 |
外科 | 13 | 5 |
小児科 | 23 | 6 |
産婦人科 | 6 | 3 |
眼科 | 5 | 0 |
耳鼻咽喉科 | 2 | 1 |
皮膚科 | 2 | 1 |
泌尿器科 | 3 | 1 |
放射線科 | 4 | 2 |
整形外科 | 8 | 2 |
脳神経外科 | 4 | 3 |
精神科 | 0 | 0 |
歯科口腔外科 | 3 | 2 |
麻酔科 | 6 | 3 |
リハビリテーション科 | 3 | 0 |
形成外科 | 3 | 2 |
病理診断科 | 3 | 3 |
救命救急センター | 8 | 4 |
計 | 131 | 53 |
指導医からのメッセージ
プログラム責任者 内科部長 渡邊成
何のために初期臨床研修を2年間もかけてするのか?
漠然としたものであっても、ご自分の解答は皆さん持たれていると思います。では、研修施設側ではどう考えているでしょうか?それも施設ごとにいろいろな考えがあると思います。
当院では「医師としての礎(いしずえ)を築くため」と考えています。したがって、後期研修、さらには専門研修、そして医師として文字通り一本立ちしても揺るぎないものを身につけていただきたいと考えています。それは、単に医学的な知識や技術だけでなく、人として、また医師としての態度や習慣も含めての全人的なものです。将来どの診療科を目指すにしても、基礎研究に従事しても、「医師として国民から求められるもの」はきちっと身に着けてほしいと思っています。
初期研修医は医師としてのキャリアの一通過点とは考えてほしくないのです。
当院は全くの初診の一次患者から、救命救急センターでの治療を必要とする三次の患者まで幅広い症例を扱っています。また、地域周産期母子医療センター、地域がん診療連携拠点病院、災害拠点病院(基幹災害医療センター)も擁しており、コンパクトな病院としては症例の豊富さは折り紙つきです。指導医は数が豊富なだけでなく極めて教育熱心であり、研修医のバックアップにも上級医が必ずついています。病床数に比して研修医の数は多くありませんので、ローテーションの順序をかなり自由に選定することが可能であり、自分の研修をオーダーメイドで組み立てることが可能です。2017年度から新たな後期研修医制度が始まりますが、それをにらんだ「医師としての礎」の研修がもう始まっています。