川口市立医療センター
Kawaguchi Municipal Medical Center

病院事業管理者挨拶

病院事業管理者挨拶

川口市立医療センター
病院事業管理者 大塚 正彦

 川口市立医療センターは地域医療支援病院に移行して、早いもので3年目を迎えました。2018年4月に地域医療支援病院となり、市民の皆様や地域の医療機関の先生方からの信頼されることを目指し、職員一丸となり様々な取り組みを行って参りました。また、我々の使命である高度・急性期医療、さらに専門医療を提供するための研鑽を日々積みながら、地域の先生方との連携を最重視して参りました。この間、皆様のご支援・ご協力をいただき心から感謝しております。

 今回の新型コロナウイルス感染症の診療体制には関しては、原則として保健所が管轄部署であるため、混乱の最中に地域の先生方から直接ご依頼やご相談を賜ったにもかかわらず、当センターでの対応がすぐにできず、一旦、保健所との連絡調整をお願いせざるを得ない状況もありました。国の方針であるため、やむを得ない事態であるとは言え、当センターといたしましても様々な葛藤の中で道しるべのないまま試行錯誤を強いられており、先生方にも多大なるご迷惑をおかけしたことと存じております。今後はこの経験を活かして、今まで以上によりよい地域連携に努めて参りたいと存じております。

 地域医療支援病院として新設した患者支援センター内には救急紹介ホットラインを開設いたしました。この救急紹介ホットラインは、地域の先生方から至急の診察依頼をお受けした際に、迅速に対応出来るようにするため、依頼窓口を一本化して、先生方の利便性をより向上させるようにいたしました。この取り組みにつきましては、地域の先生方から高く評価していただいている一方で、まだまだ周知が不十分であるためか、ご存じない先生方やご利用になっていらっしゃらない先生方も多い現状ですので、今後ともより多くの先生方にご利用いただけるように努めて参る所存です。

 こうした地域の先生方からの直接のご依頼以外にも、地域医療を守るためER室を整備し、救急車の受け入れも積極的に行い、昨年度は救急車を7,000台以上受け入れることができました。

 また、当センターは地域がん連携拠点病院として、多職種でレベルの高いがん医療を提供すべく努めております。今後、緩和ケア病棟を整備することに伴い、緩和ケア外来等も今まで以上に充実させて、がん患者さんおよびご家族に寄り添う医療を展開して参ります。急性期病院としての緩和医療となるため、当センターで対応できる範囲も限られておりますので、地域の先生方や様々な職種の方々と今まで以上に連携を密にして、がん患者さん一人一人を地域の中で診ていける医療連携体制の整備に向けて努めて参りたいと思っています。

 これからも地域医療のさらなる充実・発展に向けて貢献できますように職員一丸となって取り組んで参る所存ですので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

川口市立医療センター 〒333-0833 川口市西新井宿180