川口市立医療センターは「市民に信頼され、安全で質の高い医療を提供します」の基本理念のもと、埼玉県南部地域の基幹病院として専門性のある最新の医療を提供しております。平成6年5月に開院し今年で24年目を迎えるにあたり、地域の医療機関の皆様のご協力のおかげと心より感謝申し上げます。

川口市は平成30年4月に「中核市」となり、多くのサービスにおいて迅速なきめ細かい対応が可能となります。保健や福祉の面でのより直接的な対応が可能となる中、市立医療センターとしての役割を果たしていきたいと思っております。それと同時に医療の現場においても機能の集中と役割分担が求められており、当センターは4月より地域医療支援病院に移行致します。診療情報を共有しながらご紹介患者さんを受け入れ、救急医療を充実させ、がん診療連携拠点病院・基幹災害拠点病院としての機能を強化しつつ高度・専門医療の提供を主体として診療することにより、川口市の医療施設の先生方と密に連携をとりながら誰もが安心して必要な医療を受けられる体制をさらに充実させていく所存でおります。

当センターにおける高度医療を支えるために高度な機器を用いた診断環境の整備も継続して行っており、「埼玉県急性期脳梗塞治療ネットワーク」に対応する体制の充実のための血管造影機器の更新、不整脈に対するカテーテルアブレーションによる治療体制の確立が予定されております。より専門性の高い診断・治療のご依頼に答える事が出来るものと考えております。

このような高い医療水準を支えるため院内研修の充実と職場環境の改善によって医療の質を向上させ、多職種間のチーム医療の確立を図っております。さらに、安全で質の高い医療を継続して提供するために教育体制を充実させ地域に必要な人材の確保・育成を進めることも重要であります。当センターは卒後臨床研修評価機構認定臨床研修指定病院として初期臨床研修をはじめとして看護学生、薬学部学生、栄養科学生、救急救命士等の研修にもより一層力を入れていきたいと思います。

今後も川口市立医療センターが市民の皆様に信頼され地域医療に貢献できるように努力して参りますので、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

平成30年
川口市立医療センター
院長 國本 聡

川口市立医療センター 〒333-0833 川口市西新井宿180