川口市立医療センター
Kawaguchi Municipal Medical Center

院長挨拶

院長挨拶

川口市立医療センター
院長 國本 聡

 川口市立医療センターは、「市民に信頼され、安全で質の高い医療を提供します」の基本理念のもと、救急医療を充実させ、がん診療連携拠点病院・基幹災害拠点病院としての機能を強化しつつ埼玉県南部地域の基幹病院として専門性のある最新の医療を提供して診療しております。1994年5月に開院し今年で26年目を迎えるにあたり、地域の医療機関の皆様のご協力のおかげと心より感謝申し上げます。

 今年、2020年が穏やかに始まったかと思われましたが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、医療界のみにとどまらず世界中の人々の生活に大きな影響がもたらされました。当センターは感染症指定病院ではありませんが、可能な限りでの診療の協力体制を構築して対応に努めております。川口市はもちろんのこと埼玉県南部地域の医療を支えるために県の医療行政との連携体制も整えております。

 その一方で、地域医療支援病院として地域医療機関の先生方からの診療要請に応える体制を維持していくことも必要であり、2018年4月に救急紹介患者専用窓口として開設した「救急紹介ホットライン」を通しての御相談はもちろんのこと、救急要請症例にもレベルを落とすことのないように、スタッフ一同で対応させていただいております。なお、対応が不十分と思われるケースも生じてしまうかと存じますが、何とぞご理解のほどお願い致します。

 当センターはがん拠点病院として外科的治療や化学療法などの標準治療を提供してまいりましたが、生命を脅かす疾患に直面している患者さんとそのご家族の心と体の痛みを和らげることも重要であり、的確な評価と対処(治療・処置)を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善する緩和治療も行ってまいりました。当センターにおいても緩和ケア病棟を開設し、がん拠点病院として機能をさらに充実させていく予定となっております。

 このような高い医療水準を支えるために院内研修の充実と職場環境の改善によって医療の質を向上させ、多職種間のチーム医療の確立を図っております。さらに、安全で質の高い医療を継続して提供するために教育体制を充実させ、地域に必要な人材の確保・育成を進めることも重要であります。当センターは卒後臨床研修評価機構認定臨床研修指定病院として初期臨床研修をはじめとして看護学生、薬学部学生、栄養科学生、救急救命士等の研修にもより一層力を入れていきたいと思います。

 今後も川口市立医療センターが市民の皆様に信頼され地域医療に貢献できるように努力して参りますので、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

川口市立医療センター 〒333-0833 川口市西新井宿180