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シリーズ前立腺がん(2) – http://kawaguchi-mmc.org/patients/guide/for_health/prostate_cancer-2/

シリーズ前立腺がん(2)

PSA検査と診断

川口市立医療センター 泌尿器科 濱田隆正

PSA(前立腺特異抗原)とは前立腺から分泌されるタンパクで、精液が固まらないようにする作用があります。血液中にも存在し、血液検査で前立腺がんでは高値を示すことからマーカーとして使用されています。ただしPSAは前立腺がんだけではなく、前立腺肥大症や炎症でも高値を示します。

PSAが高いほどがんの確率も高くなり、進行がんの確率も高くなりますが、現在基準値は4.0ng/mlとなっています。4.0から10.0までをグレイゾーンといい、約20%にがんが見つかる確率で、10.0以上では50%以上に見つかります。ただし当院では50歳台では2.5を基準値にしています。PSAが基準値以上では組織検査を行います。

当院では経直腸的に超音波ガイド下で8ヶ所の針生検を施行しています。昨年は170件の生検を施行し、約30%にがんを検出しました。

組織検査でがんが見つかると、治療法を決めるための病期診断(がん進行度)となります。前立腺がんはがんが前立腺内にとどまっている限局がん、周囲に浸潤している局所浸潤がん、リンパ節や他臓器に転移している進行がんという病期に分けられますが、MRIで骨盤内の状態を観察し、また前立腺がんは骨によく転移するので全身骨シンチという検査を行います。

前立腺がんは国のがん検診には入っていません。最近は市町村単位でPSA検診として行われるようになってきましたが、当市では行われていません。いずれの医療機関でも血液検査が可能ですので、50歳以上の方は一度検査を受けてみてください。

・・次回は治療方法について

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